セミナー

令和7年セミナー 環境問題の歴史と対策 交通・物流問題

主催  :一般財団法人大気環境総合センター

開催時間:13:30~15:30(受付13:00~)

開催形式:ZOOMによるオンラインとIIAEセミナー室によるハイブリッド開催
詳細プログラムはこちら


申し込み:要事前登録(ホームページからお申し込みください)

参加費 :賛助会員 無料、セミナー会員 1,000円、一般 3,000円

お振込み先:

ゆうちょ銀行 店名:〇一八(ゼロイチハチ)

店番:018 種目:普通 口座番号:9872334

口座名義:ザイ)タイキカンキョウソウゴウセンター

<ゆうちょ銀行口座間、郵便局からのお手続きの場合>

記号・番号:10160-98723341

口座名義:ザイ)タイキカンキョウソウゴウセンター

 

開催日講師概要予約申込テキスト
2025年04月15日鹿島 茂

物の移動の交通史

 ここでは、まず集中的に物の移動に関連するインフラの整備が行われてきた、江戸時代末期から現在までの物の移動の形を分類し、形を決定している主な要因を輸送に用いられた手段の視点から抽出する。
次に分類されたこれまでの物の移動の形を決定している主な要因を用いて要因間の関係と、物の移動の形の変化に影響を与えていると考えられる主な要因を検討する。
この中で、環境問題と物の移動の係わりについて触れる。
そしてまとめとして、これまで述べてきたことを基に物の移動に現在から起こる可能性が高い変化を自動運転という現在その将来の姿が盛んに議論されている輸送技術から考えてみることにする。
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小林 伸治

自動車排出ガス対策の歴史に学ぶ

 我が国における自動車排出ガスによる大気環境問題は、本格的な排出ガス規制が導入されてから半世紀が経過し、今では自動車の排出ガス対策や燃料の改善等により、長い間未達成であった二酸化窒素や浮遊粒子状物質の大気環境基準を達成するまで改善された。その一方で、自動車の地球温暖化対策は2050年カーボンニュートラルを目指し、100年に一度と言われる変革の最中にある。本講では、将来の低炭素な自動車社会を構築していく際に参考にしていただくことを念頭に、半世紀にわたる自動車排出ガス対策について、主に自動車技術の観点から技術開発の経緯とその環境改善効果などを紹介する。