居住地:茨城県・つくば市
資格等 | 博士(理学) 京都大学 2005年 |
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所属 | 気象庁気象研究所 全球大気海洋研究部 第三研究室 |
HP |
私はこれまで気象庁気象研究所において大気エアロゾルによる環境影響に関する数値モデリング研究を進めて来ました。気象庁領域気象化学モデル(NHM※-Chem)を用いて、エアロゾルによる放射過程や雲降水過程を介した気象へのフィードバック効果と、エアロゾルの毒性そのものを直接シミュレーションする技術の開発を進めております。大河内先生の大気中マイクロプラスチック(AMPs)に関する広域精密観測と、石原先生の毒性評価研究を合わせることで、AMPsの動態モデルを開発・検証し、AMPs由来の毒性とその発生源寄与率を予測するための基礎研究を進めております。また気象庁ではスモッグ気象情報の発表のための基礎資料となるasuca※-Chemモデルの開発と運用支援を行っております。(※NHMは前世代の天気予報モデル、asucaは現役モデルです)
2014-2018年:大気環境学会誌編集委員、2018-2022年:エアロゾル研究編集委員、2022年-現在:エアロゾル研究編集幹事、2016-2022年:筑波大学 生命環境系 准教授(連携大学院)、2022年-現在:同教授、2019年-現在:人間文化機構 総合地球環境学研究所 共同研究員、2019年-現在:弘前大学 被ばく医療総合研究所 客員研究員、2022年-現在:同研究教授。2019年-現在:環境省・大気環境における放射性物質の常時監視における評価検討会 委員。
受賞等 | 2012年 日本エアロゾル学会論文賞 2015年 大気環境学会最優秀論文賞 |
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