セミナー

令和6年セミナー 途上国環境対策支援

主催  :一般財団法人大気環境総合センター

開催時間:13:30~15:30(受付13:00~)

開催形式:ZOOMによるオンラインとIIAEセミナー室によるハイブリッド開催


申し込み:要事前登録(ホームページからお申し込みください)

参加費 :賛助会員 無料、セミナー会員 1,000円、一般 3,000円

お振込み先:

ゆうちょ銀行 店名:〇一八(ゼロイチハチ)

店番:018 種目:普通 口座番号:9872334

口座名義:ザイ)タイキカンキョウソウゴウセンター

<ゆうちょ銀行口座間、郵便局からのお手続きの場合>

記号・番号:10160-98723341

口座名義:ザイ)タイキカンキョウソウゴウセンター

 

開催日講師概要予約申込テキスト
2024年06月11日瀧口 博明

JICAにおける途上国環境対策支援の歴史と今後の戦略

 地球全体を俯瞰すれば、大気汚染は現在進行中の深刻な課題となっています。特に、途上国では経済成長や都市の拡大に対策が追い付かず、大気汚染を招いているケースが少なくありません。(独)国際協力機構(JICA)では、これまで日本の経験を基に途上国の大気汚染対策を支援してきており、中国に対する支援は日本の大気環境改善にもつながりました。ただし世界の大気汚染の現状やその対策は時代とともに変化してきており、日本の支援もこれに合わせて進化していく必要があります。
 本講演では、途上国の大気汚染対策の支援に関して、これまでの歩みを振り返るとともに、バンコク(タイ)やコソボ、バングラデシュなどにおけるJICAの大気汚染対策プロジェクトの概要と得られた知見を紹介します。また、JICAはこの分野の支援を今後発展させていくための新たな戦略を2024年に策定しました。この戦略では、途上国の現状に即して段階別の支援を行うことを志向しています。本講演では、この新たな戦略とそのための実施スキームについても紹介します。
予約申込ダウンロード
前田 浩之

JICAにおける途上国環境対策支援の具体例

 途上国における環境対策支援に当たっては、対象地域における環境問題の実情、政府・自治体における課題やリソース等を踏まえて計画・実施する必要があります。ウランバートル市およびテヘラン市の大気汚染とそれに対するJICAの対策支援・キャパシティディベロップメントの中から環境対策支援の具体例を紹介します。