開催日 | 講師 | 概要 | 予約申込 | テキスト |
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2021年04月14日 | 「未知のPM発生源」~凝縮性粒子とその大気環境影響~講師 坂本和彦、高橋克行、藤谷雄二、茶谷 聡、森野 悠 現在、地球温暖化・気候変動、コロナ禍、森林破壊、植生の生育環境変異、昆虫の異常など、地球上では様々な変異・災害が起きています。 産業革命から二百年以上の間、燃焼などによって、様々な物質が大気中に放出され続けてきました。国内では約50年前に制定された大気汚染防止法により、粒子状物質に関しては「ばいじん」として排出規制がはじまり、監視されているところです。近年は、ばいじんの国内排出量は減少傾向にありますが、未規制である「凝縮性粒子」が、一次排出粒子として直接的に、あるいは二次生成粒子の前駆物質として間接的に、大気中のPM2.5等の粒子状物質へ寄与していることが疑われており、さらなるPMの低減対策のためには、まずは凝縮性粒子の排出実態を明らかにすることが必要です。 この度、いくつかの環境省推進費で実施された研究によって、凝縮性粒子の排出実態とその環境へのインパクトの一端が明らかになりましたので、その成果を共有するとともに、さらなる展開について皆様と議論する機会にしたいと思います。 | セミナー終了 | ダウンロード | |